2024.2.6

昨年9月に作曲家の西村朗さんが古希になるお誕生日の一日前に逝去されました。淋しい限りです。
2月8日に「西村 朗さん お別れの会」がサントリーホール ブルーローズで開かれます。私は”献奏”として、『ヴィシュヌの化身』から1曲演奏します。

4月13日には2000年代初めから毎年行っていた横須賀のカスヤの森現代美術館で、コロナ禍後初めてとなるのリサイタルをおこないます。
5月はVancouverでのホセ・マセダ特集のコンサートに出演。またデトロイトでリサイタルもします。



カメラータの10月新譜(9月30日発売)は『佐藤聰明:橋(I〜V)/高橋アキ』(CMCD-28388)です。
佐藤聰明が幼いころに聞いた宮城に伝わる民話に由来する連作ピアノ曲「橋」は、2000年より8年に渡り全5曲が作曲され、高橋アキに献呈されました。
佐藤聰明のデビュー直後から彼の作品を弾き続ける高橋アキの依頼により生まれた「橋」の全曲を、2023年4月に高橋がセッション録音により収録しました。
薄暮の無窮の世界にかかる、死者の魂を渡すカササギの橋――佐藤聰明が音楽で表現する清浄無垢な世界をお聴きください。
http://www.camerata.co.jp/music/detail.php?serial=CMCD-28388

【2022年12月25日新譜のご案内[クラシック/CD]】
カメラータの1月新譜(12月25日発売)は『シューベルト:ピアノ・ソナタ D.840「レリーク」&即興曲 D.935/高橋アキ』(CMCD-28385)です。

これまで接したシューベルトのピアノ演奏のなかで(中略)、ダイモンの声に耳を傾け、そのフィジカルな根源にもっとも深く迫った再現芸術家は高橋アキをおいてほかはない。フェルドマンは、彼女は『交霊』の場を生むと語っている。彼女がシューベルトに見出し、わたしたちを結びつけるのが、プルーストの言う『霊魂同士の交信』ではなかろうか。

シューベルト:ピアノ・ソナタ D.840「レリーク」&即興曲 D.935/高橋アキ


[喜多尾道冬/ブックレットより]

高橋アキによるシューベルトのピアノ作品録音シリーズ第8弾。ソナタ第15番 D.840や即興曲 D.935等で、その内面の声に耳を傾け、奥深い音魂を呼び出します。
 

秋山邦晴の日本映画音楽史を形作る人々/アニメーション映画の系譜

が出版されました。
http://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK263

これは1971年からキネマ旬報に8年間連載されたものをそのまま1冊にまとめてあります。


25.jan.2013

高橋アキの著書が発売になりました.。
「パルランド 私のピアノ人生」春秋社